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全伯青少年陸上大会 INFANTO JUVENIL  2008年 8月1・2・3日  IBIRAPUERA


ブラジル日系スポーツ界の中で最も伝統ある大会の1つ、第75回インテルコロニアル!
1936年から第2次世界大戦中も中止することなく続いてきた伝統ある大会です。
大会記録は
過去オリンピックにブラジル代表として出場した選手や国体に出場した選手もいました。


      午後12時 第75回インテルコロニアル開幕!

これが今回のインテルコロニアが行われる競技場。『オリンピック研究兼訓練センター』というだけあって、とてもきれいです。
普段、サンパウロのトップ選手がここで練習をしているようです。その練習が午前にあるために、今年のインテルは午後からの開始になりました。

でも、1位〜3位の選手にメダルを渡す表彰台は


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 この日のために、「今」の出来る限りの練習を
してきた選手達

 アップが終わり、スパイクをはき準備するえり。
これがインテル初参加です。

 聖南西チームの一員として参加するピラールの
12人の選手達。

 競技を見つめるるみとまさみ。
 るみも今年インテルデビューです。
 




ピッチを見つめるおーち。

何を思う?

応援?

自分のレースの事?


午後3時過ぎ、そこに力強い一団が!


 ピラールの子ども達&先生達です!
 この日の午前中、サンパウロで絵画教室に参加していた生徒達。帰り際に、応援のために競技場に立ち寄ってくれました!その数40名以上!


そして、1日目終了。
オザスコの会館に移動して、夕食を食べつかの間の休みを・・・




 午前5時前に起き、再び陸上競技場へ!


 
 弁当を食べながら、プログラムを見るゆみ。
 しかし、この後、ゆみに悲劇が・・・・

し烈な1〜3位争いをしていた1500mのゆみ。
ところが突然走るのをやめ崩れ落ちました。
肉離れです。ゴールまで後200m。
 悔しいです。本当に悔しいです・・
 でも肉体が壊れそうになるぐらい自分の力を限界まで引き出したことには大いに自信と誇りを持ってほしいです。

 幸い、症状は軽く大事にはいたらず。ほっ・・・

 大会最後、陸上競技の華の4×400mリレー、通称(つうしょう)“マイルリレー”
 ピラールからは、しずお、まさみ、あけみが出場しました。

で、結果                           ↓ 注目!                             ↓ 注目!



閉会式


 聖南西チーム、22年連続優勝!!
 ピラールの選手たちも優勝に大きく貢献しました。ほぼすべての競技でポイントを獲得し、年々メダルを獲得する選手が増えてきています!(過去のこの大会のページをご覧ください)


 ピラールからは毎年、 目覚ましい活躍をする選手が現れます。


今年はしずおです。
 しずおもあけみ同様、小さい時は何年間もずっとメダルはもらえませんでした。それでもくさらず、そして苦しい練習を頑張り続け、また人一倍の努力を続けてきた結果、今それが花を咲かせました。
 今回、400m・800m・1500m・4×100mリレー・マイルリレーの5種目に出場。間違いなく、全出場選手の中で一番ハードなレースをこなしました。





 

 そしてもう一人、まさみ。
 まさみも数年前に陸上を始め、しずお・すすむと長距離トリオを組み、徐々に聖南西でメダルをとれるようになってきましたが、いつもしずおやすすむにはかないませんでした。
態度には出しませんが、心の中にはきっと悔しい思いがあったのでしょう。今年は午前にピラールで、午後は45km離れたソロカバの学校に通うという、それだけでも非常に大変な生活をしているにも関わらず、ピラールに帰ってきた午後6時以降や休みの日など、一人で練習を続けてきました。そして、今回、順位も記録も素晴らしい結果を残し、マイルリレーにも選ばれました。
 今、聖南西の彼のカテゴリーでは完全にエースと呼んでもいいでしょう。

 自分の精一杯の頑張りは、惜しまない努力は、絶対に自分を裏切りません。
 そして、それをしている時は、例え苦しくても自分の生活に喜びとエネルギーを作りだしてくれます。


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