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            2010年 マイリンケ文協創立
          30周年記念式典
      30
O ANIVERSARIO DA FUNDACAO
              DO BUNKYO DE MAIRINQUE


 市の中心街のど真ん中にある劇場です。1910年に建てられ、映画館として使われていたそうです。ご覧のとおり建物の中も立派です。ここで式典を行います。


 午後6時に式典が始まりました。近郊の町の各文協の会長だけでなく、サンパウロ市より日本領事や下院議員、市長、サンパウロ文協会長、聖南西文協会長などそうそうたる方々が出席されていました。



 会場の後ろの方に座って式典にも参加し、静かにしっかりと話を聞く生徒達。出番は式が終了する7時です・・・・・  さあで出番だ。準備をするか!


大量のバナナの皮です。

バナナ?


 実は、7時に発表するはずだったのですが、式典といっしょに敬老会の表彰式も兼ねており、また挨拶をする人数も多く、7時を過ぎても終らずに大幅に時間が伸びてしまいました。
  お腹が空いていても我慢していた皆ですが、8時を過ぎても式が終わる気配がありません。

 しかし、さすがに子ども達にそこまで空腹で我慢させておくなんてことはできません。
 そこでバナナです。
 なぜバナナか?
 ソーランで足がつるのを防ぐため・・・・ではなく、ただ単に偶然にも先生達が50本以上の大量のバナナを持っていたからです。いえ、ほんとに偶然。

 会場の外に出て、バナナを食べました。

 みんな、「バナナってこんなにおいしいものだったのか!」と思ったとか思わなかったとか・・・

 寒い、暗い、空腹。まさに“ひもじい”という言葉がぴったりの状況でした。

 結局出番は午後9時過ぎでした。
 ですが、この間、子供達はずっと明るく笑顔でいてくれて、みんなで楽しそうにソーランの練習をしていました。

 この子達は、こんなにひもじく、ややもすれば腹立たしいような状況でも、これからの楽しい思い出に変えてしまいました。


 この式典を彩る発表はピラールのソーランと、サンパウロから来られた琴のグループの2つでした。琴の事はよくわかりませんが、小さい子供も発表していて、上手だなあと思いました。この間、ピラールの生徒達は舞台裏で準備です。

ペンギン 踊る この後は、ピラール・ド・スール日本語学校によるソーランです。
それではいってみましょう!



『よさこいソーラン2007』





『ソーラン2006』




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